介護認定調査シュミレーションで判定結果が事前にわかる

介護初心者のわたしにとりまして、「介護認定調査」というのも
はじめての経験でした。

まったく初めてでしたから、あらかじめ何となく手順を調べてはいましたが、
実際に経験してみてようやく どういう形で質問されて自立度を調査して
いくのかが分かりました。

それで、何ごとも初体験というのは どうしても不安で緊張した中で
物事が過ぎていきますので、後で振り返ってみて あの時 このように
説明しておけばよかった などの反省点が出てきます。

今回の母の介護認定調査に同席して感じたのが、事前にどういうことを
聞かれるのか”練習”のようなことをしておけば、それほど緊張しなくても
質疑応答が出来たのではないかと言うことです。

といっても、母を相手に介護認定調査項目をおさらいしようとしても
恐らく「今さら、なんでそんなこと聞くの? 人をバカにしてから!!」と
言われるのが落ちのような気がします。

 

そこで考えましたのが、同席するわたしが ”役者”になって
少しでも介護度を上げるように調査員の方へ感情的に訴えかけるという
わけでは決してありませんが・・・

それでも、まず全体としてどのような流れで調査が進められるのか、
また、具体的にどのような質問がなされるのかをわたしが理解しておけば、
不安な母をもう少しサポートすることが出来たかなぁということです。

 

それで、「自動車普通免許の問題集-ズバリ」ではないですが、
介護認定調査の質問事項がないかをインターネットで検索すると、
幾つかの「介護認定調査シュミレーション」が見つかりました。

 

「介護認定調査シュミレーション」の大項目としては、
以下のようなものがありました。

 「第1群 身体機能・起居動作」
 「第2群 生活機能」
 「第3群 認知機能」
 「第4群 精神・行動障害」
 「第5群 社会生活への適応」
 「特別な医療」

ちなみに、「第1群 身体機能・起居動作」の項目では、
以下のようなチェック項目が準備され、「できる」「つかまればできる」
「できない」などの項目を選択する形式になっています。

 ・麻痺の有無
 ・肩関節/股関節/膝関節の拘縮
 ・寝返り
 ・起き上がり
 ・座位保持
 ・両足での立位
 ・歩行
 ・立ち上がり
 ・片足での立位
 ・洗身
 ・つめ切り
 ・視力
 ・聴力

そして、必要な項目を選んだ後に、「判定」ボタンの押下で
介護認定調査の判定結果が表示されます。

 

このように、あらかじめパソコンなどを利用してシュミレーションを
することで、質問の内容もある程度予測することが出来ます。

また、シュミレーションの診断結果で、おおよその要介護度が
事前に分かりますから、本番に向けての一つの目安となり
安心できるのではないでしょうか。

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