女性一人でも可能!重たいタンスも楽々運べる家具の移動道具

父の布団からの起き上がりを介助するために電動介護ベッドを
購入しましたが、ベッドを置くスペースを確保するためには、
重たいタンスなどを移動しなければなりません。

しかし、わたしは非力な女性で、なおかつ、
父も母も介護が必要な高齢者ですし、弟もあてになりませんし、
主人も仕事が忙しいので頼めません。

では、どうするか?

そこで、またまた、”一人でも重たい家具を移動できるような道具”
ネット検索しました。

すると、ありました。

「らくらくヘルパー」「パワフルキャリー」・・・
他にも幾つかヒットしましたが、どうやらテコの原理は同じようです。

セールスポイントとしては、
「テコの原理で最大約X00kgまでの家具を簡単に移動できる」
いうことで、世の中には便利な商品があることを知りました。

値段も数千円ということで、購入しようかと思いましたが、
友人が持っていることを思い出しました。

そして、使いたい時はいつでも連絡してと言われていましたので、
さっそく連絡して借りてきました。

 

使い方はいたって簡単で、移動する家具の下に「リフター」と呼ばれる
L字型の先端部分を差し込んで持ち上げます。

続いて、持ち上げた隙間に台車を差し込みます。

そして、四隅に台車をセットして、移動させればOKです。

非力な女性のわたしでも、思ったよりも簡単に移動ができます。

 

でも、ここで危ない目にあいました。

 

洋服タンスは比較的楽に移動できましたので、
続いてガラス扉がついた本棚を移動することにしました。

特に、本棚には本がたくさん入っていますので、
とても重たくなっています。

それでも、いちいち本棚の本を出すのが面倒でしたし、
タンスを移動させたことで少し要領をつかんだ感覚がありましたから、
まずは重たいまま移動させることにしました。

でも、あまりにも重たすぎましたから、さすがにビクともしないので
仕方なく本棚から全部の本を出しました。

そして、本棚に台車をセットして移動していたところ、
バランスが崩れて、わたしの方に倒れ掛かってきました。

瞬間的にもうダメかと思いましたが、ここであきらめたら
ガラス扉が割れて大変なことになると思って
力を振り絞ったところ、何とかバランスを保つことが出来ました。

その後、おそるおそる本棚を移動させて、いったん取り出した本を
全部入れ直しました。(やっぱり、面倒くさい・・・)

 

とりあえず、購入した電動介護ベッドが実家に届くまでには、
なんとか部屋の片づけが終わる見込みが立ちましたので、
一安心です。

それにしても、一人でタンスや本棚などを動かしますと、
やはり疲れますねぇ。

それでも、家具の移動器具があったから一人でできたのであって、
もし無ければ、誰かに頼むしかありませんから。

介護って、いろんなことが関係するんですね。
やってみなければ分かりません。

 

この「タンスを動かす道具」は、介護用品というわけではありませんが、
レイアウト変更の際にとても便利です。

コメントを残す