母のガスコンロ消し忘れ対策でタイマー機能付きのコンロ購入

実家ではここのところ 「~っ放し」 状態が続いています。

例えば、お風呂の水は出しっ放し。
(水道代の請求が怖~い)

テレビもつけっ放し。
(誰も見ていないのに)

部屋の電気もつけっ放し。
(誰もいないのに)

玄関の鍵も開けっ放し。
(泥棒さんお入りください)

そして、ガスコンロの火もつけっ放し。

ですから、炊事場に入って行くとやかんのお湯がグツグツと沸騰状態で
湯気がかなり立ち込めていまして、かなり視界が悪くなっていました。

 

つまり、家じゅうが 「やりっ放し」 なのです。

ちなみに、実家は母の一人住まいではなく、父も弟も同居しているのですが、
それでも、放置された状態が続いているというのは、父も弟も母のことを、
「ほったらかし」ということなのでしょうか?

 

もしかしたら、母の認知症が少しずつ進んでいて、
今まで何をしていたかを忘れてしまっているのかも知れませんが、
それでも、ガスコンロの火のつけっ放しだけは、見て見ぬふりを出来ません。

幸いなことに今のところ なべやフライパンの空焚きはないようですが、
ガスコンロのつけっ放しで火事になるのだけは、
絶対に避けなければなりません。

 

そこで、ガスコンロの消し忘れ対策はないかを考えました。
というよりも、インターネットで検索しました。

そうすると、とりあえず簡単にできる対策の候補として、
以下のようなものが見つかりました。

 1.IH(電磁調理器)、もしくは、IHクッキングヒーター

 2.自動通報サービス(ガスメーターが異常を感知して自動的にガスを遮断)

 3.タイマー機能付きのガスコンロ

 

まず、1番のIHは、初期の認知症と思われる母にとっては、
たぶん使い方が分からないだろうから即座に却下でした。

続いて、2番は月額利用料金が幾らか発生しますが、
もしものときに両親が対応できない可能性が高いのであきらめました。

そして、最後に残ったのが3番の「タイマー機能付きのガスコンロ」です。

 

しかし、「タイマー機能付きのガスコンロ」には いくつかのタイプがあります。

例えば、機能面としては、消し忘れ消化機能、立ち消え安全装置、
鍋なし検知機能、感電停止機能など、また操作面では、液晶表示、
LED表示、音声ガイダンスなどのさまざまな機能が盛りだくさんでした。

でもそのような高機能な機器は、高齢の方でも難しく感じるでしょうし、
ましてや、認知症の母にとっては、とてもとても把握できない機能で、
混乱してしまうかもしれませんので、使いこなせないだろうと考えました。

それで、今ちょうど実家で使っているガスコンロと同じような型で、
タイマー機能付きの品物を調べていきますと、わりと似たような
ガスコンロがありましたので、それを早速購入することにしました。

 

購入してから、今のガスコンロと入れ替えて、火のつけっ放しを
防止するためにタイマーを60分に設定しました。

これで、実家のガスコンロの火の消し忘れ対策は、
もう大丈夫と思っていました。

 

しかし・・・

新たな問題が浮上してきました。

というのも、ガスコンロは60分のタイマーを設定していますので、
ガスに火をつけてから60分経過しますと、確実に火が消えるのです。

そうすると、母が長時間の煮炊きをしているときに60分で
火が消えるので、どうやら母はガスコンロの電池が消耗していると
判断したようで、電池を外に引っ張り出しています。

そこで、わたしが実家に行った際に、引っ張り出されている電池を
ガスコンロに入れ直します。

このように、母が電池を引っ張り出して わたしが入れ直すという行為を
それから何度も何度も ずーーーーーっと 繰り返すことになりました。

どうやら、そう簡単には 思ったように物事は運ばないようで・・・

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