救急車初体験!父が救急搬送で緊急入院!母は興奮して・・・

本日、生まれて初めて救急車に乗りました。

なにぶん「救急車初体験」ですから・・・

ドキドキしながら乗りました。

 

というのも・・・

母から電話があり、

「お父さんがーーー」、「お父さんがーーー」、

「たぁいへんな~ ことになったーーー。 どうしよう?」

「どうしたらいい?」

「救急車呼んだからーーー」

とかなり興奮した声で、それも会話というよりも、
ほとんど 単語の羅列の電話でした。

それでも、どうも父が大変なことになっているのは分かりましたので、
とりもなおさず そばにいた主人と一緒に実家へ急ぎました。

 

(母の話や、関係してくださった方々の話を総合すると
 以下のような経緯だったようです。)

 

実家に民生委員の方と近所の知り合いの方が来られて、
母と三人で町内の催し物のことでしばらく話し込んでいました。

そのとき、父は風呂掃除をしようと思い立って風呂場にいきましたが、
急に具合が悪くなり、その場で動けなくなってしまいました。

父は、自分一人では体が動かないものですから、声を振り絞って
「おーーーい、からだが動かん! 助けてくれ!」
と叫びます。

 

しかし、母たちは、話に花が咲いていて まったく気がつきません。

 

それからしばらくしてから 話し込んでいた知り合いの方が、
うめくような声にようやく気がついて、

「何か声がするけど・・・」

といって話を中断して、声が聞こえる方へ駆けつけました。

 

すると、父は風呂場に仰向けに倒れていて、
嘔吐と下痢にまみれながら 体はガタガタ震えていたそうです。

それで、民生委員の方と知り合いの方は、
その様子を見て 脳梗塞か何かが起きていると思って、
その場で救急車を呼んでくださいました。

そして、父が着ているものを脱がして体を拭いてくれ、
風呂場の汚れもきれいに掃除をしてくれました。

(かなり強烈な臭いがしていたと思いますし、
 自分たちの洋服も汚れてしまうのに、
 お世話してくださったことに心から感謝しています。)

その一方、母はというと、慌ててしまいずっと興奮しっぱなしの状態で、
わたしのところへ電話してきたということです。

(長年連れ添った配偶者が急に具合が悪くなると、
 人って動揺するものなんですね。)

 

その後、わたしと主人との二人で急いで実家へ駆けつけると、
既に救急隊員の方が急行していて、シーツ担架のようなもので
父を風呂場から玄関の方へ運び出しているところでした。

 

それから、救急隊員の方が

「どなたか 救急車に乗ってください」

と言われましたので、とりあえずわたしが乗ることになり、
後から主人が病院の方へ駆けつけることになりました。

 

緊急搬送された病院では、検査と応急処置が施され、
担当の先生から父の病状についての説明がなされました。

その説明によりますと、理由は今の段階ではわかりませんが、
何らかの原因で体内に菌が入り”腎盂腎炎”となっていて、
血液の中で細菌が猛烈に繁殖しているとのことです。

そして、そのままでは、全身に感染する”敗血症”を
起こす恐れがあるので、明後日までICUで治療をしながら
ようすを見ますということでした。

 

どうやら、少なくとも父は一週間は入院となるようですが、
初期の認知症気味の母は、しばらくの間一人で大丈夫なのか
ものすごく心配です。

 

追伸:
わたしは、本日初めて救急車に乗りましたが、
父は3回目のベテラン(常連客)だったようです。

もしかして、今後 わたしも救急車に同乗する常連客になるのでしょうか?

まさか、そのようなことは・・・

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