買い物代行で毎回購入するトンデモナイ品物とは?

足腰がすっかり弱ってきた父が買い物をするのが難しくなって来ましたので、
わたしが実家の買い物の代行をするようにしました。

 

老老介護の実態!母の代わりに父が買い物で可哀想なことに…

 

ここのところ、わたしはほとんど毎日といっていいほど実家に顔を
出していましたが、買い物が必要なときは 母から電話がありまして、
今度来るときに買ってきて欲しい品物を聞いて、それから、
スーパーマーケットで買い物をして持っていくという手順となりました。

 

だいたい、2~3日おきに母から電話がありましたが、いつも決まって、

「ぶた、かしわ、塩サバ、砂糖、トイレットペーパー を買って来て」
という内容でした。

そして、2~3日経ってから、また

「ぶた、かしわ、塩サバ、砂糖、トイレットペーパー ・・・」

それから、2~3日経ってから、またまた

「ぶた、かしわ、塩サバ、砂糖、トイレットペーパー ・・・」

その後、

「ぶた、かしわ、塩サバ、砂糖、トイレットペーパー ・・・」が、

永遠と続くことになります。

 

ちょっと考えてみてください。

2~3日おきに母からの電話で、

母:「今日も買い物お願いね!」

わたし:「はい、いいよ! 何を買うの?」

母:
「ぶた ・・・
 かしわ ・・・
 塩サバ ・・・
 砂糖 ・・・
 トイレットペーパー をお願いね! じゃぁよろしくね。」

ずっと続くのです。

 

わたしとしては、”不安”以外の何ものでもありません。

確かに母は、初期の認知症という診断を受けていますが、
買い物の電話のときは、毎回毎回同じことを繰り返すのです。

それも、品物の順番が、なぜか「ぶた」から始まって、
なぜか「トイレットペーパー」で終わるのです。

実家は、父と母と弟の3人暮らしなのですが、
「トイレットペーパー」をどのように使っているのでしょう?

 

そうこうしているうちに、購入した品物がどのようになっているのかが
明らかになりました。

わたしは、購入した品物で冷蔵が必要なものは冷蔵庫に入れるのですが、
しかし、どうやら母がその品物を確実に冷蔵庫の外に出しているようです。

おかしいなと思いつつ、実家に行った際に 炊事場をこっそりのぞいてみて、
さらに、冷蔵庫の中なども確認するようにしました。

そして、わたしは外に出ている要冷蔵の品物を その都度その都度
冷蔵庫に入れているのですが、母はわざわざ何度も何度も繰り返し
外に出してしまっているようです。

そのようにして、購入した品物を母はほとんど使うことなく
腐らしているのが分かりました。

 

それからは、わたしは買い物の電話があっても購入するのを控えて、
実家に行った際に本当に必要な品物かどうかを確認してから
買うようになりました。

それにしても、「ぶた、かしわ、塩サバ」で どのような食生活を
送っていたのでしょうか?

栄養はどうなっているのでしょうか?

高齢者の方は、基礎代謝が低下していると聞いたことがありますが、
大丈夫なのでしょうか?

とっても心配です。

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